乾燥設備作業主任者の実態調査
取得後の将来性、平均年収、給料、給料以外の特典
将来性
乾燥設備を有する事業主は労働者に、内容積1立方メートル以上の危険物(別表危険物)を乾燥する乾燥室又は乾燥器などにより乾燥作業を行わせる場合は、都道府県労働局長に登録する者の行う乾燥設備作業主任者技能講習を修了した者の中から、乾燥設備作業主任者を選任しなければならないと定められている為、将来的にも需要が安定している資格です。
しかし、資格を取るのに実務経験が必要なため就職してから取る資格となるでしょう。
平均年収や給料
乾燥設備作業主任者の平均年収を考える上では、その職場となる、製紙会社、印刷会社、パン屋、食料品加工製造会社等の給料収入を考える必要がありますが、平均年収はそれぞれの企業によってかなりばらつきがあります。大手食品加工会社であるキッコーマンや味の素などでは平均年収は700万円~800万円台と非常に高額になりますが、中小規模の企業であれば平均年収は500万円前後程度になるでしょう。
給料以外の特典
乾燥設備作業主任者を必要とする企業は、それなりに大きな企業が多く、就職先としては非常に安定している為、魅力がある企業がおおいというのは嬉しい点です。しかし実務経験が問われる資格のため就職してから取得する資格である為、大企業に中途転職というのは難しいかもしれません。