労働衛生コンサルタントの実態調査
取得後の将来性、平均年収、給料、給料以外の特典
将来性
最近では機械・電気・化学・土木・建築関係企業などを始めとして、職員の労働衛生環境に配慮することは企業にとって当たり前の状況となっており、ISO取得などとも絡んで、労働衛生コンサルタントのような専門技術者は、必須の存在となっています。また、今後は介護分野や食品、その他サービス企業分野などにも労働衛生管理の必要性が広がる可能性も挙がっており、将来的にも更に需要が増えることが予想されます。
平均年収や給料
労働衛生コンサルタントの平均年収は、従事する企業の種類や規模によっても様々な金額となることが考えられますが、大抵は企業の法務課や人事課などで仕事を行う形となると思います。求人情報サービス等を見ると、比較的大きな企業が労働衛生管理のために求人募集している事があり、平均年収は500~700万円前後程度を提示している事が多いようです。
給料以外の特典
労働衛生コンサルタントは、国家試験でも数少ないコンサルタント資格として独立開業を視野に入れて活動できるのが魅力でしょう。企業が安全衛生管理活動を活性化したいとき、安全衛生教育の講師の選定に困っているとき、安全衛生管理規定等の作成で困っているときなどに労働衛生コンサルタントは活躍し、顧問報酬、診断報酬、講演料等を稼ぐことができます。