廃棄物処理施設技術管理者
どんな資格?
廃棄物処理施設技術管理者とは、『廃棄物の処理及び清掃に関する法律』に基づき、廃棄物処理施設の管理・監督を行う人材を認定する資格制度です。廃棄物処理施設の設置者は、施設を適性に維持管理するために、廃棄物処理施設技術管理者を選任することが義務付けられています。
廃棄物処理施設技術管理者になるには、財団法人日本環境衛生センターが主催している10日間の受講資格指定講習を受けた後、4日間の技術管理者認定講習を受け、能力認定試験に合格すると取得できます。
指定講習の受講資格は、大卒で実務経験のない者、短大・高専卒で2年以上実務経験した者、学歴を問わず4年以上実務を経験した者などとなっています。また認定講習の方の受講資格は、指定講習を修了した者以外に、大学の理学、工学、農学の課程を卒業し、2年以上実務を経験した者、9年以上実務を経験した者などが該当します。
資格種類
国家資格
合格率
約70%
受験資格
【基礎・管理過程】:年齢20歳以上は、学歴、経験の有無を問わず受講可
【管理過程】:受講資格区分(10項目)あり、詳細は要確認
試験内容
【基礎・管理過程】
1:基調講義 2:廃棄物概論 3:廃棄物処理施設の構造と維持管理
4:安全対策と安全衛生管理 5:測定・分析の実際
【管理過程】
1:廃棄物処理法と関係法規 2:管理監督の理論と実際
3:廃棄物処理技術特論 4:施設の運営管理 5:施設設備の計画と実際
6:処理機能の維持と評価
上記に加え、ごみ処理施設、し尿・汚染再生処理施設、破砕・リサイクル施設、最終処分場、有機性廃棄物資源化施設コース、産業廃棄物中間処理施設、産業廃棄物焼却施設の各コースの選択制
試験日
各コースにより受講日が異なる年度募集を要確認
試験地
北海道、宮城、東京、神奈川、愛知、大阪
申し込み先・申し込み方法
(財)日本環境衛生センター東日本支局研修部
〒210-0828 神奈川県川崎市川崎区四谷上町10-6
℡044(288)4919/Fax044(288)4952
受験料
【基礎・管理過程】:115,500円
【管理過程】:63,000円