原子炉主任技術者
どんな資格?
原子炉主任技術者とは、原始との運転に関する法律である「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」に基づく国家資格です。原子炉主任技術者は原子炉設置者の行う原子炉の運転に関して保守・点検・監督を行うことに従事し、上記の法令により、炉ごとに炉主任の選任が義務付けられています。
原子炉主任技術者になるには、経済産業省原子力安全・保安院が主催する原子炉主任技術者の認定試験に合格する必要があります。原子炉主任技術者試験は1次の筆記試験と2次の口頭試験があり、受験資格の制限はありません。
資格種類
国家資格
合格率
【筆記試験】:約18%
【口答試験】:約40%
受験資格
【1次試験受験資格】:特になし
【2次試験受験資格】:筆記試験の合格者で、かつ次のいずれかに該当する者
1:原子炉の運転に関する業務に6ヶ月以上従事した者
2:経済産業大臣および文部科学大臣が指定した講習機関等で原子炉の運転に関する課程を修了した者
試験内容
筆記試験、口答試験の2部制
【筆記試験】
1:原子炉理論 2:原子炉の設計 3:原子炉の運転制御
4:原子炉燃料及び原子炉材料 5:放射線測定及び放射線障害の防止
6:原子炉の関する法令
【口答試験】
1:原子炉の運転を行うために必要な実務的知識
試験日
【1次試験】:3月
【2次試験】:7月
試験地
東京
申し込み先・申し込み方法
原子力安全・保安院原子力安全広報課
〒100-8986 東京都千代田区霞が関1-3-1
℡03(3501)1511
受験料
52,100円